7300日を生きる

人生、残り7300日。

7296→懐かしさの話

人は、会えなくなった人の声から忘れるのか、顔から忘れるのか。 ずっと昔にそういう台詞を、何かで読んで、それからずっと覚えている。 何となくだけど、顔から忘れていくのではないだろうか。人間の視覚情報ほど弱いものはないと思う。 そういう意味で、一…

7297→夢見るお葬式

父が、お葬式に行ってきた。 知り合いの奥様が亡くなったらしい。 父の先輩であるご主人は、悲しみに暮れたまま喪主を務めた。 生まれてこのかたお葬式に行ったことのない私は、この国では、大抵の場合、その人の死を一番悲しく感じる人が仕切らなければなら…

7298→好きという話

一日、雨が降ったり止んだりしてた。 客足も遠く、閑古鳥が鳴くとはまさに今日のような事を言うのだろう。 ぼんやりとした雰囲気の店内で、ぼんやりした私は、昨日書いた「やりたい事」について、改めて今日ぼんやりと考えていた。 その中の一つに、 「心の…

7299→やりたいことの話①

寿命を設定して1日過ごして、 我ながらこれはいい案だったなぁと感じてる。 仕事でイライラしても「あ〜今不機嫌だな。貴重な生存時間なのになあ。」みたいに、ちょっと客観的になれてしまうのだ。 正直、そこで立て直せなかったのは反省点だけど、まずは気…

7300→死んでしまうはなし

聖武天皇という人物を覚えているだろうか。 歴史に疎い人でも「奈良時代の天皇だっけ?」と記憶の片隅にあるかもしれない。 多少勉強した人なら「奈良の大仏を建立した天皇だよね」となるのかな? そして歴史が好きな人からしたら、「彼は藤原政権という名の…